テイルズ・オブ・日本一

*あとがき*


 どうも、皆さん、始めまして。T・Mと申します。今回は、管理人の沢清利さんの推挙により、この『テイルズ・オブ・日本一』を『アンナと父様』に寄贈しました。拙作ながら、多少でも皆さんに楽しんでいただけたのなら幸いです。……と申しますか、初のネット上への作品公開に半分舞い上がり、半分ガタガタブルブル震えています(汗)。

 まず、タイトルの説明を。中ボスこと、ビューティー男爵バイアスの出演しているゲーム「魔界戦記ディスガイア」のを製作・販売している会社の名前が「日本一ソフトウェア」様なので、そこからタイトルを付けさせて頂きました。
 ちなみに、バイアスは元々『中ボス』と呼ばれています。そうなった詳しい経緯は話せませんが、とにかく不憫な魔族で、どんな扱いを受けても「中ボスだから」の一言で一蹴です。 例えば、
「ビューティフルで華麗な私の記事が、三面記事の上に怪談扱いなのは何故に!?」
「中ボスだからな」
「中ボスだからね〜」
「中ボスさんだからです」
「中ボスだからっす」
 いつもこんな感じです。だから、目立ちたくてしょうがない彼に愛の手を! ということで、「いきなり中ボス扱い」をしないような、真面目路線のロイドたちと絡ませてみました♪ 勿論、私がシンフォニア好きだというのも、絡ませた一因です。
実は、「ビンの中に入っていたバイアスに突如襲われる」という状況は、日本一ソフトウェアのゲーム、『ファントム・ブレイブ』の隠し単一シナリオと同じ展開です。それがあまりにも面白かったもので、つい……。結末も、ほぼ同じです。有無を言わせず押し付けて行ってしまいましたが、その主人公はユアンほど拒否していませんでした。

 ところで、海に入ろうという会話の時に、ユアンが頑なに水着に着替えることを拒否し、クラトスもそれを弁護していたのは、私が勝手に脳内で捏造した古代カーラーン大戦で、マーテルを庇って負った火傷の痕が、今も背中一面に痛々しく残っているから……です。 私の脳内で「マントを羽織っている=何か隠したいものがある」と勝手に推測した結果の産物です。無論、公式の設定とは何の関係もありません。もしもユアンが、海が大好き青年だったら……ごめんなさい。

 このお話のコンセプトは、「とにかく面白く、楽しく。そうして笑わせる」というものです。皆さんにそんな風に笑っていただけたら、作者冥利に尽きます。
多分、もう二度とこのような機会はないでしょうが……できたら、また、このような形でお会いしましょう。

T・M


苦情、感想など、私に直接言いたいことがある方はこちらへ
tukuyomitenngetu@yahoo.co.jp
20060518UP

P.3  1. 2. 3.

+もどる+

お話トップへもどる アンナと父様-お話スペシャル!『テイルズ・オブ・日本一』
copyright(c) kiyotoshi-sawa All rights reserved.